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両のコスプレ衣装制作日記16
本多忠勝編
その9


2005年4月23日 土曜日
***兜***
*展開図*
というわけで展開図から。
展開図は先に一通り全て作るってのが定説だけど、
自分の場合はライオンボードの厚みとかを考慮して、
作れるところの展開図作って、続きはその時がきたら展開図作成、
という順序を踏むのでまずは鉢の部分(頭被る部分を兜の用語で『鉢』という)
から作成。

見たらわかるとおり画用紙を切り貼りしまくり状態。
展開図作っている人は大抵工作用紙だけど、自分の場合激しく切り貼りするので、
工作用紙だと硬すぎて無理なのでやっぱ画用紙がよいね。
ちなみに写真下のシコロ部分はイメージのためにつけただけで、テキトーに作っただけのものである。
(鉢の下の3枚つらなっているプレートの事をシコロという。漢字にするといろんな表現があるので
あえてカタカナにする。)



こんなもんかなぁという状態になったので4分の1を切り出し。
この鉢は前後左右対象なんで4分の1だけ切り出してそれをもとに全体の展開図を作ればよい。
分かってると思うけど、まだ本番じゃないので。
クチャクチャになってしまっているのでもう一度綺麗に作り直すわけである。


先の4分の1の展開図をもとに再度作成。


先の展開図がどこやらまちがっていたららしく「こんなの被れるか!」って
状態に・・・。仕方ないのでこの状態からあーだコーダと再度調整する。


というわけで再度いじくりなおしてこの状態。
さっき4分の1切り出したときに失敗したのは画用紙が重なりまくってて
ゴチャゴチャした状態からきりだしたからだと思い、今度はガムテープをゴチャゴチャ
した部分にはっておちつかせてから切り出す事にする。


というわけで4分の1切り出したやつを元に再作成。
今度はよい感じだ。
例によってイメージをつかむためにシコロ、及び今度は
テキトーに作ったイメージ用の角をつけてみた。
被ってみたけど問題なさそうなので、セロハンテープはがして、
展開図に戻して、ライオンボードを切り出す事にする。


*ライオンボードいじり 鉢メイン部*
というわけで切り出した。1枚のプレート状態にして切り出すより、
4分の1にきった展開図から4枚切り出した方が精度が高まると思ったので、
4枚切り出してきた。これを瞬着でくっつけていく。


とそのまえにとりあえず1枚の板状態にして、方眼模様をひいておいた。
なんでこんな事を思うかもしれないが、今回左右に角があったりと、
左右対称にしなくちゃいけない部分があるのでその時の目安になるかなと思って。
ただ手でひいていっているのでズレもあり100%信用できる方眼ではないので、
結局頼りにならないかも。


というわけで瞬着でダーツをくっつけた。
ダーツの部分が黒くなっているけど別に黒のマジックでなぞったわけではない。
さっきボールペンでひいた方眼模様のインクが瞬着で溶けて、こんな状態に
なっただけである。


なんか急に作業が進んだけど気にしないように(写真撮り忘れてたw)
まずはツバをつけた。真正面からみて真横になる状態につけたかったので
簡単な作業っぽくみえるかもしれないが結構角度調整に気をつかった。
ツバつけたら次は自遊自在でフチドリ。これはいつも通り瞬着で自遊自在6mmを
くっつけただけ。裁縫用の紐でいいんだけど、兜の状態をしっかりと固定させたいので
芯の意味としても今回は自遊自在にしておいた。
ちなみに赤矢印部分が自遊自在の貼り付け(貼り終わり)開始位置。
自遊自在の貼り付け開始位置は、こういうストレスがかからないような位置からはじめないといけない。
その後自遊自在はりつけた下にちょっと覗いているけど、シコロ部分装着用として5mmライオンを
ぐるりとくっつけておいた。


*ライオンボードいじり 鉢トゲ軍団*
鉢の部分の真中にあるトゲ軍団の作成。
でもってトゲ軍団は一段盛り上がった場所についているのだが、
その盛り上がり部分を作成するにあたり後につける角の邪魔になるといけないので、
展開図の時使ったテキトーなイメージ用角を作ってある程度角をつける位置を
きめておいた。


角の位置が大体きまったので盛り上がり部分の作成。
綺麗な曲面なためにサンペルカソフトでどうにかしようと思っていたけど、
あまりにも綺麗な曲面すぎて展開図の創造が難しすぎるて考えるだけ時間の無駄
だと思ったので1cm厚ライオンボードを貼り付けて削り出す事にした。
曲面に貼り付けるため、1枚のライオンボードが綺麗にはりつくわけないので、
4枚に分割する。とりあえず写真のようにそれぞれの設計図を作って、
あてがってみて問題なさそうなら同じように切り出した1cm厚ライオンボードを
瞬着で貼り付けいくことにする。
ちなみに写真は後ろ側の左部分の設計図をあてがっているシーン。
尚、1cm厚ライオンボードを貼り付ける際は先にはしっこの角度をつけておくことにする。
貼り付けてからでは端の角度をつけるためにカッターいれるのが困難だから先にやっておかなくては
いけない。


というわけで4枚はりつけ。
さっきも述べたように端の角度はもういれてある。
無理に曲面にはりつけているので、当然ながら隙間ができているので、
まずはこの隙間を埋める。


こんな風に余った切れハシライオンボードを瞬着つけてくっつける。
でもって平らになるようにカッターいれていったら修正完了である。


つづけてはしっこの角度をもっと綺麗に全体の様子を見ながら入れなおした。
でもって綺麗に角度が入ったなとおもったらライターであぶって、指で押して平らにしていく作業をした。
(写真は後ほど)

お次は肝心のトゲトゲ。
サンペルカソフトを利用。
こんな感じに切り出して端同士を瞬着で貼り付ける。


でもってこんな感じに。
ちなみにこのトゲ、途中から角度が変わるのでそれを再現するために、
赤線から上だけそれっぽくなるように削ってライターであぶって調整してある。
分かってもらえるだろうか・・・。
まぁそんなとこ見てる人誰もいないと思うけど・・・。


というわけでトゲを瞬着でくっつけた。
ちゃんと4本それぞれが均等に並ぶように長さはかってやっている。
トゲをつけたらわ周りに裁縫用の紐を瞬着で貼り付けた。
これにてトゲトゲ軍団部は完成。
盛り上がり部分が黒ずんでいるが、平らにするために
ライターであぶったためである。おもったより綺麗に平らになってよかった。


*ライオンボードいじり シコロ*
続けてシコロ。
これは非常に厄介である。
このシコロは平らな板が3枚つらなっているわけではなく角度がついた板が
3枚ついている。(だから外側に広がっていっているわけである)
その角度を計算した設計図作るのが('A`)マンドクセ
しかも3枚いっきに作れない。
なぜならライオンボードの厚みがあるから、最初に画用紙で3枚分作ったところで、
実際のものはライオンボードの厚みでずれるから。
だから現時点で完成予想状態をつくりあげられないのだ。

まぁそれはともかく、とりあえずお試しということでくっつけてみた。
これではまだだめなのでアーダコーダといじりまわして納得いくものが完成。


というわけで納得いくとその時点では思った設計図に合わせて切り出して、
端に自遊自在くっつけてつけてみたら、
納得いかねぇ・・・・。
後ろ側の角度がイマイチで外に向かってひろがっていってないの・・・。
仕方ないのでそこに切れ目いれて差し込みをいれて角度を足したらなんとかそれらしくなったので
それで事無きを得たがやっぱこの作業は難しいわ・・・。

とりあえず上段部のを作ったので次は中段部。
設計図はそのままでよくて、端っこの長さを上段と並ぶぐらいの長さになるように、
長くしておけばOK。(私の理論上では)
というわけで上段よりちょっと長くしたものを作って中段を作成。

続けて下段、これが下段。
ちなみに1枚まるごとこうやって切り出すともったいないので、左右に分割して切り出して、
真中で瞬着で繋げている。


というわけで3枚のシコロが完成。
多分上記の説明じゃわけわからんと思うけど、とにかく難しいのである。
実際やってみてもらいたい。本当この部分難しいから・・・。
ちなみに自遊自在使っているのはこれも形状を固定してかっこよくひろがった感じに
見せたいから芯として。

写真右下は吹き返し部分。これもライオン5mmに自遊自在はりつけただけ。
(吹き返しとは・・・、あとで写真みたらどこの部分かわかるw)



*ライオンボードいじり 宝石?部*
ツバの上についている2個の宝石みたいなやつ。
綺麗な形してるんだけど、これだけ粘土とかいうのも歯がゆいので、
これもライオンボードで作った。
1cm厚ライオンをそれらしい形にきりだして整形して、ライターであぶって
指でおして平らにした。
左が平らにした状態で右がライターであぶる直前状態である。




というわけで現状でつけられる物を一通りくっつけてみた。
この後シコロ部分と吹き返し部分だけ先にボンド塗り作業をして乾燥させておいた。
というわけで次は今回の衣装制作において最高の見所である・・・、

『角!!』

ご期待あれ。


2005年4月24日 日曜日
***兜***
*角*
ついにキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
メインディッシュ中のメインディッシュ!!

その名は『角』

本物の本多忠勝も立派な角のついた兜をかぶっていた事で有名であり、
もっとも手を抜けないポイント。
この角のかっこよさでこれまで作ってきた物の良し悪しが左右されるといっても
過言ではないぐらいの角。

というわけで制作開始。
まずは画用紙で設計図作り。
ていうかまず最初にのべておくとこの角、グネグネと2箇所ぐらいで曲がっているけど、
そんな何箇所も曲がった展開図を書くのはさすがに難しいので、あとで熱加工で
曲げる事にする。
というわけでこんな設計図をまずは作ってみた。
簡単そうにつくっているが画用紙が1枚で入りきらず作りなおしたりとか結構手間どっている。
どうでもいいが、セロハンテープがなくなりそうになったので、代わりにコス始めた頃に買って以来
全くつかってなかったギンギラギンのテープを使っているw


というわけでこれをもとにサンペルカソフト5mm厚から切り出す。
ていうか微妙に足りないので継ぎ足して無理矢理作ったw
サンペルカのソフトはよくつかうのでこれの代わりとして使えるウレタンを
関東の方々がよく使っている某商店さんで次回から大量購入しようと思っている。
いちいちこんな継ぎ足してらんねぇし何より安くかえるならそっちのがいいだろう。
ポリBってのがこれに該当するのだろうか、昨日いろいろとEさんに教えてもらったんだけど
さらなる調査が必要そうだ。ていうか誰かしってる人居たら教えてくださいw
余談になるが、それにしてもやっぱり関東の方のご意見は参考になるなぁ。
材料の仕入れなんて名古屋じゃハンズと大塚屋が定番だけど、
専門の問屋みたいなのも色々あるみたいだし。
自分も関東に住んでたらメインに使っている材料がやっぱウレタンになってたかも。

           ↑下端が微妙に足りないので後で継ぎ足すw

というわけで角2本分(4枚)切り出し完了。
ていうか2色のやつを使って継ぎ足したらカラフルにw


続けて接着。
接着は瞬着を使っていたのだがさすがにでかくて厳しくなったので、
途中からボンドG17にした。
バカでかいものの時は17の方が適してるようだ。
ていうか人間の手で作っている以上仕方ないのだが、
完全左右対称じゃないので左右が均衡とれてなくて、
角が片側にひねくってしまい、曲がってしまった。
(写真じゃわからないと思うけど)
この曲がりを修正しようとおもってライターであぶって熱加工しようとおもったら
あぶりすぎて火がついて焦ったw
危うくダメにしてしまうところだった・・・。
というわけでとりあえず熱加工は後でまとめてやろう・・・。


というわけでこのままじゃ鉢につけられないので、
角度を測る。
柔らかいのを利用して、無理矢理折り曲げたりして
大体の切り出し角度を求める。
でもってこの状態で根元にマーキングして、それを切り出し線にする。
(というか最初適当に切り出したら、全然違ってて瞬着できった部分つけて元に
戻したw)


でもって切り出し線に合わせてきってみる。
続けて切り出し線にあわせて切った切れ端をもう1個の
方にものせて同様に切る。
これで同じように切れるはずだ。


鉢に試しにのっけてみたらいい感じになった。


次は角と鉢の装着方法。
左肩防具の時みたいな装着方法は内側にスペースがないとできないかつ、
あんなのではこのバカでかい角が安定しないと思うので、
徳川家康の角の固定方法と同様の固定方法にする。
使っているのはライオンボード1cm厚。
家康の兜は装着部が平らだったので楽だったが、
忠勝の兜はご覧の通り曲面になっているんでそれに合わせて作らないと
いけないのでかなり('A`)マンドクセ
そこそこ手間取りながらもなんとか完成。
これを左右分で2セット作り出す。


というわけで左右分の角装着部分を本体に瞬着でくっつけた後に、
ホットボンドでガチガチに固定。
家康の時はホットボンドの存在しらなくて瞬着だけだったので、
今はちょっととれそうで不安定なのだが、今回はホットボンドでガチガチにしたので
とれる心配はなさそうである。


被ってみた。
・・・てか、でけぇ・・・。
まぁ角の角度を後で調整するので純粋な高さはあとで落ちるけど、
それはともかくでかい・・・。
左右に生えてる角も作ったらどうなるんだろう・・・。
まぁいいや、明日も頑張ろう。

↑コスしてない時の素顔だけは人に見せたくないので顔を手でかくしているわけだが、
なんだかこの写真を見た時に、風俗雑誌で顔隠している風俗嬢の写真を思いだした(笑


2005年4月25日 月曜日
***兜***
*角*
続けて、サイドに生えていっている角2本の作成。
まずは画用紙でテキトーに切り出したものをくっつけてみて、て雰囲気をつかむ。


少々太さがおかしくて見栄えが悪いので修正する。
この修正がなかなか気にくわず4回ぐらい作りなおしていたら
1時間以上時間くった。
というわけで修正したのがこれ。
写真じゃ何が違うかわからんかな・・・。


まぁとにかく気に入る出来栄えの設計図になったのでこれをもとに2本分(計4枚)を
サンペルカソフトの5mmから切り出す。
切り出したものをボンドでくっつけかけたところでなんだか疲れてきたので終了。
設計図作りに時間かかりすぎた・・・。


2005年4月26日 火曜日
***兜***
*角*
昨日の続き。
とりあえずボンドでくっつけ作業。
でもってくっつけ終わったので試しにあてがってみたら・・・、

「なんかでかい・・・」
紙の設計図と5mmあるサンペルカの誤差がでたらしい。
気にくわないので、くっつけてしまってる状態だけで余分な部分切り落として無理矢理細く
修正。(綺麗に修正しきれてないがそこまで気になるレベルじゃないからいいだろう。)


これをくっつけるわけなのだが、上記の写真みてもらったわかるように切り口はまっすぐ、
でもってくっつけ先の角は曲面になっているわけであり、この曲面にあわさるように、
切り口を調整しなければいけないのだがこれに超苦戦!!
切りすぎたりしたので継ぎ足して戻したりとか四苦八苦してたら、結局1時間以上かかった・・・。
なんせ作業しながらプロジェクトXみてたのに、↓の状態になったころにはもう終わってからなぁw
まぁとにかく苦戦はしたが納得いく状態にくっつけれたからよしとしよう。


拡大図。四苦八苦したのが分かってもらえるだろうか。
ちなみに瞬着でくっつけてあるけど、これはあくまで仮止め状態。


瞬着で仮止め状態の角を外して今度は根元をホットボンド塗りたくって
くっつける。実際のデザインもこうなっているのでちょうどよい。
これだけやっておけばちぎれる事もないだろう。
というかサイドの角も当初は外せるようにしようと思ってたんだけど、
やっぱり外せるようにすると付け根の見栄えが多少なりとも悪くなると思ったので、
ここはもう素直にこのようにくっつけてしまった。
自分の衣装の設計思想として輸送性の向上という要素があるのだけど、
やっぱりこの兜の角だけはどうあっても譲れない。


続けて角の根元のグルグル巻きの装飾をくっつける作業。
とそのまえに写真みてもらったわかるけど付け根の切り口がまだ少々テキトーで、
浮いてしまっている。これを修正する必要がある。


テキトーにサンペルカを継ぎ足してしっかりと密着するように修正した。


というわけでグルグル巻きの装飾をつける。
使っているのは大塚屋で買ってきた紐。
これをとりあえず瞬着で仮留めする。


仮留めしたら、裏側にホットボンドを塗りつけてとれてこないように処理。


というわけでこんな状態に。
あとは細かい模様と角の角度を調整したら角いじりは終了。
今日はこれにて。


2005年4月29日 金曜日
きのう、一昨日は他にやることがあったので作業しなかったんで
久々の作業。
つうか今日の分は長いです。
サンペルカの熱加工、及びボンドG17下塗り手法についてさほど興味がない方は
気合いれて全部読む必要もないかも
それらについて言及した内容になっているんで。
***兜***
*角*
とりあえず角がくっついたので、角の模様を書く。
どうやったら左右対称に模様かけるかなと試行錯誤したけど、
結局のところあまり左右対称にそこまでこだわらず、
目でみながら大体こんなもんだろうという感じに書いていくということにした。
まぁそこまで忠実に左右対称じゃなくてもある程度なら気にならないだろう。
そもそももう切り出してしまって角の形になっている今では左右対称にするのは困難である。
どうでもいいが、裏側の模様がどうなっているかよくわからない。
実機だとそこまで細かく描かれてなくて不明。
CGムービーは背面が分からない。まぁ普通に考えて前後対称だろうとおもい、前後対称にする。
というわけでマジックで模様を下書きした。

つづけて下書きにあわせてホットボンドで模様を書く作業・・・、
と行く前に角の角度修正を行うことにする。
角の角度修正には熱が必要なのでホットボンドで模様が書かれているとそれが邪魔になると思うから先にやるのである。
というわけで色々と道具をためしてみたが、結局のところ使ったのはライター。
ドライヤーだと根本的に熱が足りない模様。
アイロンだと相手が角という曲面の物なんで当てがたい。
というわけでライターであぶって柔らかくなったらライターをもっていない手で曲げたい角度に
固定しながら冷えるまで待つ。
この作業を小一時間ほどくりかえして角の角度を調整した。
(この作業こそ今回の兜制作の見所なんだろうけど、なんせ両手が塞がる作業だけに写真撮るのは無理だなぁ・・・。)

完璧左右対称にしたかったのだけど、やっぱり、角をはりあわせた時点で張り合わせ面のストレスの
かかり具合がおかしくてひねくれてしまっていてそのひねくれを完全に修正する事ができなかったので
ちょっとばかりずれていて気になるのだが仕方あるまい。
というかあんまりライターであぶりまくっていると燃えてきそうで怖いので適度な所にしておいた。

というわけでこんな状態に。
この角の曲がり具合もイラストとか実機とかCGムービーとかでバラバラなんで、
どうしようと困ったのだが、CGムービーを参考に自分が見てかっこいいかなって思える状態にしてみた。
上の写真とみくらべてもらったら大体どの辺をまげたかわかってもらえるだろうか。
ちなみに黒のマジックで線ひいてあるのがさっき言った、模様の下書き。


具体的にどの辺を熱してまげたか分かるように、
熱した部分を赤丸でかこんでみた。
ちなみに熱する場合は片側だけ熱するんじゃなくて、
その熱する地帯はグルリと全面熱しないとダメ。
片側だけ熱してやわらかい状態にして曲げても、もう片側が前のままじゃ、
そこがつっぱって曲がらない。
例えば左下の円で囲んだ部分を熱する場合は黄色になっている側だけじゃなくて、
ちゃんと反対側も緑の部分も熱せよということ。
とにかく曲げる場合は、曲げてストレスがかかる部分全体を熱しないと綺麗に曲がらない。
(と、書いてはみたが私がどういう事を言いたいのか分かってもらえるだろうか・・・。
こういう時に動画撮影環境でもあれば面白い物が提供できるのだろうけど・・・)


ちなみに今回の角はそこまで曲げの角度が激しいわけじゃないから熱で曲げられたけど、
もっともっと角度が激しい角の場合は元からそういう作りにしないとさすがに熱じゃ曲げきれないので、
勘違いなさらぬよう。
なんだかんだで曲げるとはいっても素材自体が伸びて曲がっているわけじゃなくて、
ただ曲がっているだけ。なので激しく曲げると曲げたことによる湾曲が発生するから見た目おかしい物
にできあがる。今回はそんな激しい曲がり具合じゃないから、その湾曲があまり目立ってないだけである。
(なんだかんだで近くでみたら曲げによる湾曲は発生しているのが分かるが、

というかいってしまえば、こんな熱加工なんかしなくても中に自遊自在でもいれて芯にすれば
綺麗にまげられるんだけどそれをしないのは安全面を考慮してである。
折角安全面を考慮という意味も含めてサンペルカソフトをつかっているのに中に芯が入っていては意味がない。

なんだか話が長くなったが作業の続き。
熱加工も終わったので続けて、模様をホットボンドで書く作業。
まぁこれは特筆することもないでしょう。
ついでに角の貼り合わせ面で隙間ができてしまった場所とかにホットボンドで塗りつけて埋めておいた。
ここまできたら最終調整ということで、角の先端部を熱加工でもっと滑らかにしたりとか、
角度がちょっとまだ気にくわなかったので調整したりした。


*鉢*

角いじりが終わったので再度鉢。
よくみるとわかるけど忠勝の兜の鉢はなんか模様がついている。
これをホットボンドでかくのだが、デザインもよくわからないんでまぁテキトーにそれっぽく
かいていった。左右対称とかは気にせずおもむろにかいていった。
こういう模様の場合むしろ左右対称よりバラついてたほうが面白みがあるだろう。
鉢の背面部にも模様があるのかどうかが不明なので困ったのだが、
そこだけなにもないのもおかしいかなと思っておもいきって模様を書いておいた。

*塗装*
ついにここまできたか・・・。
やっと塗装・・・、の下準備のボンドG17塗り作業。
当初今回の兜は合皮をはろうかなとおもっていたんだけど、模様がいっぱいついている事、
ムービーでみると表面がガタガタしているという要素をふまえてこれまた
ボンドG17で下塗り作戦にする。角も同様。
角も結構表面まっ平らじゃないからボンドをぬった事によりデコボコ感が
いい味でるんじゃないだろうか。

というのは半分建前でボンド塗り手法の方が言うまでもなく楽!!
いやはや、これを言ってしまうとちょっとアレではあるが、事実だし仕方ない。
といっても今回の兜はやっぱりボコボコした感じなんでこれで正解だろう。
というわけで面積広いんで苦戦しながらもボンドを塗りたくる。
一通り塗って乾くまで放置しておいた。
ある程度乾いてきた時点で、なんと予想外の出来事が。
角の貼り合わせ面が剥がれてきている・・・。
なぜかというと角をボンドG17で貼り合わせたのだが、上からボンドG17を塗ったので、
ボンドG17が貼り合せ面のボンドG17を溶かしてしまい剥がれてきたようだ。
幸い剥がれかけ状態で完全に剥がれてしまっている個所はないので瞬着で修正したのだが、
今後はボンドG17で下塗りする際は、貼り合せ面を瞬着で目止めしておく必要がありそうだ。
またひとつ勉強になった。


というわけで完全に乾くまで放置=就寝。

その10へ続く


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