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両のコスプレ衣装制作日記16
本多忠勝編
その2
2005年2月13日 日曜日
***上着***
ズボンに続けて上着。
ズボンのとこで説明した事(合わせ縫いの事とか)は説明しないので
まだ読んでない方はまず「その1」を読み直してきてもらいたい。
*裁断*
まずは裁断。
型紙に関してはトレスの僧衣の型紙を流用する事とする。
とりあえずは左腕袖から。
袖が左右あるなら2枚重ねて両面チャコペーパーはさんで・・・
とやるのだが、忠勝の袖は左しかないので直接裏側に対して型紙を乗せ、
型紙のフチをチャコペンシルでなぞる事とする。
ちなみに袖って左右対称(つまり前側、後ろ側対象)ではないのでご注意を。
緑の線を引いたあたりをよくみてほしい、カーブの具合が違っているのが
分かるだろうか。
とまぁこんな感じにしないと腕が動かしにくくなる。
といってもこのカーブの計算するのも面倒くさいので左右対称にしたかったら
それでもよいと思うけどね。自分もトレスより前の衣装は左右対称になってたしw
(まぁその分腕が動かしづらかったが)
このあたりの型の出し方は説明しきれないんでその辺は本でも買って勉強してください。
ちゃんとした法則のもとこういったラインになっている。
といってもこの写真の型も怪しいものだが・・・。
赤い線は切り抜き線。袖の裾の部分ははしっこまでそのままなんで
1.5cmぐらいとってある。あとは1cm。

というわけでフチをチャコペンシルでなぞって縫い目をマーキング。

というわけでこのような状態に。
以後それぞれのパーツを写真中の呼び名で呼ぶ事とする。
ちなみに後って書いてある側が完成した場合後ろ側に来る部分。
前って書いてある側が前側に来る部分。
激しく波打っている側が前側と覚えておくとよい。

つづけて背中側の裁断。
背中側は1枚の布で作る。
こういった場合の型紙は背中丸ごと作るのではなく、下記のように
半分だけの物を作る。
そして布をはしでおりかえしてはしっこにのせる事により左右対称のパーツかつ、
左右対称の縫い目のマーキングをできるようにする。
丸ごとの型作るより、こっちの方が間違いなく楽だと思う。
赤い線は切り抜き線。もういわなくてもわかるかな。
袖の所だけ1.5cmぐらいとってあとは1cmとってある。
裾ははしっこそのままにしてある。

というわけで切り抜き完了。
ちなみに上の画像に切り抜き線をペイントブラシで書いたけど、実際はそんなの書いてない。
大体この辺だろうってところで切ってる。

というわけでこんな状態に。

次は前側。
斜線にした部分はファスナーの部分になるので1.5cmとってある。
他は全部1cm。裾ははしっこそのままにしてる。
前側も後ろ側も裾が端っこまでテキトーにとっただけなんで、後で揃えないといけない。

というわけで切り抜き完了。


というわけで裁断完了。
ちなみに襟は型紙がどっかいっちゃったのと、襟だけは実際試しに型紙を
作ってみないと具合がわからないのでこのまま作業を進めて、襟をつける作業になってから
作る事にする。
*縫う*
まずは「a」の部分、つまり型の部分を縫い合わせる。
もちろんジグザグ縫いもやっておくように。
これはもうこれ以上説明いらんでしょ。

両肩とも縫い終わった。

でもって袖を縫う。縫いにおいて1番の難関は袖だと思われる。
(ちなみに左と右が逆じゃないかと思うかもしれないが正面向かって裏側向いているからである)
多分裁縫を知らない人は袖は袖だけでまず丸めてしまい、本体側にくっつけると思っていないだろうか。
それも間違いではないのだが、そういう縫い方はドレス等に使う手法であり、
こういった一般的な服はそのようにして縫わない。もっと楽に縫える方法がある。
その方法とは下の写真の袖同士をこの状態からそのまま待ち針で合わせてしまうのだ。
(尚この手法をシャツスリーブと言いったはず、多分。
先に袖だけ丸めてしまうのをなんとかスリーブっていうだったけど思いだせねぇ。
誰か教えて)
とかなんといいながら自分も実際の所、トレスの衣装より前の衣装は全部丸めてからくっつけていたわけだが・・・。
とにかく丸めてからやるよりこっちのシャツスリーブの方が絶対楽、かつ確実。

というわけで袖の部分同士を待ち針で留める。
形が曲線になっているので綺麗にくっつかなかったりするかもしれないが
ひっぱるなりなんなりして無理矢理とめておこう。
尚、綺麗に合わさらず布が激しくあまったりしたらそれは型紙が
おかしいという事である。まぁあまったら余ったでテキトーにごまかして
無理矢理縫ってしまってもよいだろう。

というわけで縫い終わった。もちろんジグザグ縫いもやるように。

そしてここまできたら次に脇と袖を縫う。
写真をみてもらったら分かるようにこの手法を使えば脇と袖を一気に
縫ってしまえるという訳である。縫う方向は矢印の方向に合わせる事。
この方向はこのような方向にしたほうがいいらしい。
なぜかというと本にそう書いてあったからw

尚、縫ってる途中に袖の合わせ目がでてくると思うが、
これは進行方向に逆らわず寝かしてやって進めてやるだけでよい。
これもこうしろと本に書いてあったのでこうした方がいいらしい。
というわけで袖と脇を縫い終わった。

続けて袖の裾の処理。
なぜか分からないけど裾がずれてしまったのでまずは真横に切って修正w

真横に切って綺麗にしたら、まずは2,3mm折り返して縫う。
そして今度は1cmぐらい折り返して縫う。
そこにゴムを通して完成。
私は袖の裾にもゴムを通すのが好きなのだ。

普通の衣装だったら続けて反対側にも袖をつけるのだが、忠勝は左しか袖がないので次は右側の袖と脇の処理。
まず脇「b」を縫う。

次に袖。
適当に折り返して縫う、もう一度折り返して縫う。終了。
というだけの簡単処理なんで説明する事もないだろう。
こんな感じに。
が、どうもイラストを見る限りもっと肩が見えていると思うので気に食わなくなりもっと激しく
切ってもう一度縫いなおしw

というわけでこれで肩が見えるようになった。

続けてファスナーの取り付け。
ここは綺麗にしないといけないので多少まともに。
まずはマーキングした黄色の線に合わせて折りながら縫う。
(ていうか本当は折り目をアイロンでつけるのが正しいのだろうが、アイロンだすのが('A`)マンドクセ)
そしてさっき縫った折り目の根元から折り返してもう一度縫う。

というわけでこんな状態に。
右の写真は試しにファスナーを置いてみた図。
よくある間違いとしてファスナーを後ろ表逆につけてしまう事があるので(私がアホなだけかもしれないが)
一度落ち着いてこうやって試しに置いて確認してから実際縫うようにしよう。

ファスナーをつける時は専用のファスナー押さえがミシンにセットで入っていると思うので
それを使うこと。(無い場合は別途購入する事。数百円で売っている。)
通常の押さえだとファスナーの歯が邪魔して上手く縫えない。
ファスナー押さえなら押さえ部分が小さいのでその心配がいらないのである。
というわけでファスナーも取り付け完了。
ちなみに本当なら折り目つけて縫う祭に一緒にファスナーを縫ってしまった方が余計な縫い目が
目立たなくていい。とはいえこの服は上から色々と装着してファスナーの部分が
見えなくなるので楽な縫い方で縫った。
というか服は青なのに、糸は黒の糸使ってる時点で目立つ目立たないとか関係ない状態であるw
※前後するがこのとき取り付けたファスナーは実は間違って、後で作るインナーのファスナーを
取り付けているので、翌日外して再度上着用のファスナーをつけるはめになった(笑
俺バカすぎw

*襟*
では襟の作成。襟の長さは最初マーキングした部分の長さ(黄色矢印の長さ)である。
間違っても布のはしっこの長さではない。
メジャーを使ってまずは襟の長さを計ろう。

長さをはかったらまずは紙で型紙を作って服にくっつけてみよう。
襟は本当難しいポイントなんで慎重にやったほうがよい。

というわけでできた型紙。
端の方は斜めになっている。

型紙を元に2枚重ねて切り出してある。
下側は折り返し用として1cmとってある。
上側は折り返さないの?と思うかもしれないが、上側にはあとでバイアステープつけるので
切りっぱなしでも問題ない。

というわけで切り出した2枚の布を黄色の線でアイロンを使って折り目をつける。
ここにきてやっとアイロンの登場である(笑

折り目つけたら、黄色の部分を縫い合わせて1個のパーツにする。
尚赤の矢印の部分は端が角度つけてあるので折り返したらはみ出した部分。
切ってしまえばよいだろう。

*バイアステープ*
とここまできたところでアイロン出したついででバイアステープ作り。
市販のバイアステープを買う程の量じゃないので家にあった布を使う。
ちなみにバイアステープとは服のフチドリに使われているような帯みたいなやつである。
↓トリブラの僧衣の袖とかにつけてる白いやつがバイアステープ。

両面で挟み込んでそれを縫い合わせて使う物である。
では作る。
(ちなみにバイアステープのバイアスとは布がもっとも伸びる方向という意味らしく
その方向に合わせて作ったテープということでバイアステープらしいけど、別にそんな方向
どうでもいいやって感じなのでテキトーである事を先に告げておくw)
まずは適当な幅にきった布の両端を折り返してアイロンで折り目つける。

そして今度はそれを二つにおって折り目つけたら挟み込んで縫うバイアステープの出来上がり。

よくわかんねぇよという方に絵での解説を。
真横から見た図。
1のようにまず両端に折り目をつけて、2のように2つ折りにする。
3は実際縫った場合の図。青が対象となる服等と思ってもらいたい。
このように挟み込んでその端っこのあたりをミシンで縫ったら装着完了である。

というわけでバイアステープ完成。
まぁ今回は少量しかつかわないので自分で作ったが、いっぱい必要なら金はかかるが
市販のやつを使った方がてっとりばやい。
*再度、襟*
というわけで襟を服本体にくっつける。
慎重にやる必要があるので挟み込むようにして待ち針で留める。

わけわかんねぇよという方のために絵を。
真横から見た図である。
襟はこのように本体側の布を襟で挟みこんで黄色く塗りつぶしたあたり
(ようするにマーキングした位置)を縫ってくっつけていくわけである。

※ちなみにそんな事スッカリ忘れていたが、襟を綺麗にみせたかったら
襟の中に接着芯という芯を貼り付けるとピシッと綺麗になる。
残念ながら今回の忠勝に関してはこれを書いている今思い出したので激しく手遅れである(笑
最後にバイアステープをつける。
挟み込んで縫っていくわけだが、開始位置と終了位置は軽く折り返しておくように。
さすがに切れ口そのまんまだと糸がほつれてきかねないからね。
というわけで上着が完成。
(といっても厳密には後にファスナーを付け直すのだが・・・)
つうかなんか襟が変だなぁ・・・。こりゃデザイン的には失敗だ・・・。

完成とはいっているがこれから模様書き作業があるのだが、裁縫作業はとりあえず終わったという事で
一時完成ということで。
2005年2月14日 月曜日
***インナー***
*黒い部分*
上着の上に装着してる黒いやつ。
呼び方に困るのでとりあえずインナーと呼ぶ事とする。
尚その下の方にある金色フチドリの黒の帯部分およびメッシュ部分もインナーの一部として定義する。
というわけでインナーの作成。
これは型紙作らないといけない。
型紙としてとりあえず上着作るのにつかったトレスの僧衣を写し取った物を用意する。
それを体にあてながらある程度のこの辺かなぁっていうラインをマジックで記す。

こうやってある程度形だして背中側も作ったら、とりあえず紙で一通り作って試しに着てみる。
できれば体にある程度ピッタリになるようにしたいのだが、まだまだでかすぎるのでサイズを縮めたりと、
あーだこーだといじくりまわす。

というわけで最終形がこちら。

これを型紙にするわけだがまずは片側半分だけでよい。
前側はともかく、背中側も昨日の上着同様半分だけつかって布を折り返せばいいので半分だけでいいのだ。
半分だけにしたらそれを元に清書する。そのままだといい加減な部分も多いから綺麗な線になるようにする。
ちなみに私はいつも方眼用紙を使っている。まぁ紙はなんだっていいだろう。
併せて清書した方の紙には切る布の幅やパーツ名等を記しておくとよいだろう。
とくに折り返す部分は折り返しと書いておいたほうがよい。
折り返しの部分になにも書いてない型紙を使っていたら間違っておりかえさずに普通に2枚切り抜いて
しまったことがあるので(私がアホなだけかもしれないが・・・)。

というわけで切り抜いた。

もう説明は細かい説明はいらないと思うので簡単に。
まずは「a」を縫い合わせる。
次に「b」を縫い合わせる。
裾、袖、襟の部分をテキトーに1回折り返して縫う、再度折り返して縫う。
最後にファスナーつけて終わり。

尚ファスナーは昨日書いたとおりまちがって上着につけていたものであったw
長さがめちゃくちゃながかったけど短くなってるじゃんと思うかもしれないがそのとおり、
短くしただけである。はしっこについてるファスナー止めの金具をペンチで外して、ファスナーを短く切って
付け直しただけ。
ただその金具外すときにぶっこわれやすいので注意。
本当は店でこれぐらいの長さにしてくれと頼むとやってくれるらしい(聞いた話で実際やってくれるのかどうか知らない)
んだけど、なんせ作る時まで長さなんて分からないから、いつもこうやって自分で調整している。

2005年2月15日 火曜日
***インナー***
*下の部分*
続けてインナーの下側にある黒い帯、およびメッシュ部分。
まずは黒の帯に金色でふちどった物を3本作る。細いのが真中用。
バイアステープは上着の時同様自作のもの。
まぁ細かい説明はいらんでしょ。
バイアスがずれまくり!っていうツッコミはいりませんのでw

これを片側のはしっこの1個だけのぞいてインナーに縫い付けてしまう。
一つのパーツになってた方が取り扱いが楽だからね。
片側だけ縫わないのは両側縫ってしまったらインナーのファスナー開けてもそこが
邪魔して開けられなくなるから。なんでその片側はマジックテープで脱着するようにした。
というわけで続けてメッシュ。
大塚屋にメッシュが1種類しかなくて形状が少々違うのだが仕方ないのでそれを買ってきた。
色も紫なんだけど紫がなかったので白を買ってきた。
とりあえず形合わせて切り出して、置いてみた。

これをMR.カラーの紫を筆でゴシゴシ塗りつけた。
綺麗に1色にしてしまうよりムラをのこして白い部分もあったほうがらしい気がするので
このようになった。

というわけでメッシュを縫い付けたら完成。

これは裏面の写真。
メッシュは取れてくると困るんでがっちりとジグザグで縫いこんでおいた。
これなら何かにひっかかったりしても簡単にはとれないだろう。

暗くて見えないけど、矢印の部分にマジックテープがあって脱着可能。

2005年2月16日
('A`)マンドクセな裁縫作業も終わり今日からは楽しい作業かなと思いきや、
3日分の解説を更新していたら時間切れ(;´Д`)
というわけで作業はまた明日から。
裁縫なんて今まで何も説明してなかったら細かく説明するとすごい量になっちまうなぁ・・・。
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