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両のコスプレ衣装制作日記
最終章後編
クルースニク80%限定起動編
その4



2004年10月30日 土曜日
この辺で朝になったので日付更新。
(尚金曜の夜から土曜の26:00ぐらいまで徹夜でしたw
***大鎌***
*上側刃*
1cmライオンを使用。当然そんな長いライオンはないので、
いくつかに分割して切り出した。

それをホットボンドで接着して繋げる。


下側刃同様、上に芯用自遊自在をホットボンドでくっつけ、
さらにその上から2mmライオンをくっつけて芯が見えない状態に。

2mmライオンの根元を自然になるようホットボンドをぬって段差を消す。

上に自遊自在をとりつけ。
1番でかい刃のはこの棒もでかいので自遊自在を2本つかった。

ここまで来たらホットボンドをぬりつけ。


ここにきてきづいたが、刃の端の方が自身の重みで垂れる。
かといって端の方は2mmライオンを上にくっつけるのはデザイン
的におかしい。というわけでこれを解消するために、上から
裂け目をカッターでいれてそこに芯として、細い自遊自在をいれておいた。
(写真だとよくわからんだろうけど。)

芯が入ったら裂け目に瞬着つけて元に戻す。

これで垂れることがなくなった。

ほぼ刃部も完成ということで手にもったら中心部が刃の重みにたえきれず
結局左右にダラリとおちていっている。
これを解消するために自遊自在6mmを芯にして、いれてさらにそこに
ホットボンドをぬりつける。

まぁ平たくいえば、下側でも同じ事やってたと思うけど、
それをもう一度やっただけ。
どうでもいいが、エアダスターは何かというとホットボンドを乾くのを
待つのがめんどくて下向きにしたダスターからでる液体チッソ(だと思う)
を直接ぶっかけて冷却してるw
危ないからこんな事しないほうがいいんで真似しないように。

というわけでためしに本体の芯部とホットボンドでくっつけて、
構えてみたら、刃がダラーリと・・・。
どうやら中央が弱いらしい芯としていれたはいいがどうやら、
下側とちがって上側は刃のでかさが下側より激しくでかいので
自遊自在6mmでは刃の重みに耐え切れないようだ。

なんで打開案を色々考えた。
そもそもこのあと刃の途中と芯部とを繋がっている部分を作らねばならない。
(仮にここを繋がり部と呼ぶ。(後の写真でどこの事かはわかる)
もちろん刃につながっているので、その部分を強力な素材でつくればいいのでは、
ということで家にあった鉄の針金を2重に編んでためしてみたが、
駄目っぽい。
次に2重にあんだものと2重にあんだものをさらにあんで4重にしたが同じ。

というか繋がり部で重さの補強しようというのが間違いだと思う。
刃の中央が弱いわけであってやはりそこを丈夫にせねばなるまい。
ということで極太自遊自在を入れる事に。
(尚、切らしていたのでわざわざハンズいってきた('A`)マンドクセ)

というわけでこうなった。

これにホットボンドをたらしてみたら、かなり固定力があがった。
が、完璧ではないようなのであとの部分は繋がり部でどうにかしよう。
繋がり部も極太自遊自在をつかってみた。
そしたら完璧!まったく垂れなくなった。
極太自遊自在、かなり曲げ耐性があるなぁと思う。

*ゴチャゴチャ部*
繋がり部の内側に作るべき部分。
まずはライオン1cmに下書き。

これを切り出す。そしてカッターで端を削り落としておく。
ためしにのっけてみた。
(矢印で示す部分がさっきからいってる繋がり部。
 根元はホットボンドで固めてる。芯の中央で一巻きしてあってそこもホットボンド
 で固めてある)


このままだと芯があるので当然はめこめないので、
形あわせて切ってホットボンドでくっつける。

ここまできたら芯の剥き出しになってる部分に5mmライオンを
かなりテキトーに強引にのせまくってとにかく露出部を無くす。


テキトーに5mmライオンのせてるので段差がいっぱい。
段差にホットボンドを塗って段差を消す。


でもってこのゴチャゴチャ部の1番見所である、
たくさん生えてる棒。穴のなかに棒がたくさんある。
自遊自在を使っていたがなくなったのでビニールチューブとか
100均の自遊自在のパクリみたいなやつをつかったりもした。
適度なサイズに切って端と端をホットボンドでくっつけてあるだけ。
サイドにある羽へとむかう棒も同様に作成。
こんな状態。


サイドの羽はたいしてかわってない。
その1 (羽同士が上下で棒でつながってるのが下側との違い)


その2 (こっちは下側と変わらない)


ここまできて挿絵とみくらべたら、
もっと穴の部分が多いので穴を多くした。

矢印で示したあたりが何かデザイン的に寂しいので、
適当な溝をほっておいた。

というわけでここからはホットボンドを全体にぬりたくった。
この作業も面積多いのでかなり手間取った。('A`)マンドクセカッタ


塗装する前に最後の仕上げとして刃にハンダゴテあてて、
あまりにガタガタの部分は多少ならしておいた。

*塗装*
塗装。ちなみに現在時刻PM9:00.
天気悪く湿気高め。正直やばい環境・・・。
というわけで片方の部屋をしめきって暖房を最高温度にして
乾燥室を作った。
というわけで塗装するのだが、できるだけ裏返して塗りなおしたり
とかする時間がもったいないので、できるだけ広い面積を
一気に塗れる固定方法を考えた。
結果、服をかけてるやつを乾燥室にもちこんで
そこに鎌を垂らして塗る。
(当然服をかけるやつには服がかかっているので、
 服はかたづけてしまったw)
こういう状態。


とりあえず今回の塗装の予定としては
当然使うのはラテックス
ラテックス混ぜ黒を全体に塗る。

もう一度全体に黒

赤でドライブラシ

仕上げにつやけしクリアーで表面コート

現実は
黒を全体に塗る。


塗り残した部分だけをメインに塗り直し。

赤でこすりつけるように塗る。

終了(;´Д`)
詳しく説明すると黒を2回全体にぬらなかったのは
単純に黒ペンキがたりなかったからw
なんえ1回は全体にぬったが、2回ぬれる量がなかったので
ぬりきれてなくて地肌がみえてるようなところだけ塗りなおし。

んで次の赤。
この赤は買ってきてそのままの赤をためしぬりしたら
あまりにも赤すぎておかしいので黒を少々まぜてある。
というかなんというか、黒を使い切ってなくて本当よかった・・・。
もしかすると赤と混ぜる必要あるかもとおもって少し残しておいたんだよね。
というわけで黒混ぜ赤(当然ラテックス混ぜ)を塗るのだが、
ベターとぬったら真っ赤になってしまうので味わいがなくなる。
というわけでこれはドライブラシしかないでしょということで
やってみたがいかんせん、筆がでかいのつかってるので
上手くかすれた状態にできない。

試行錯誤した結果、
ちょっとだけ筆に塗料をつけてそれをおもっきり手荒に
こすりつけるようにして、塗料を伸ばしてぬる。
という手法でドライブラシ同様の効果をだすことに成功した。
ちゃんと黒が適度にのこっている。
というわけでこの手法で全体に塗る。

さらなるメリハリをつけようと思って白を混ぜた赤を角の部分
に軽くぬってみたがなんかおかしい気がしたのでやっぱやめておいた。

というわけでここで完成!ということで就寝!

艶消しクリアスプレーで表面コーティングしておきたかったんだけど、
室内でスプレーつかうわけにいかない(外は雨でベランダつかえない)
という理由と
単純に
もう寝たい
という理由から就寝になりましたw

まぁ表面コートはまた暇なときにやりゃいいや。

というわけで完成写真。
・下側刃付近


・上側刃付近


・自遊自在が芯ではいってるので輸送時はこんな風にたためる。


・実際構えてみた写真


たためるのはいいんだけど相当重たくなってしまった。
体重計にのせたら2.8kってでたけど上手くのっからないので
多分もっと重いはず。

今日でもう更新は一旦終わりっぽいけど、
とりあえず一旦明日最後にってことでなんかテキトーに
書くのでみてくれてるかたは明日もみてやってください。


2004年11月1日
***撮影会を終えて***
無事撮影会も終わり80%も披露できてよかった。
というわけで今回の衣装作成についていろいろかたっていこう。

・新たな技術
今回手にいれた新たな技術として、やはりホットボンドがあげられよう。
こんな便利な接着剤の存在に今まできづかなかったなんて!!って感じである。
ほんとこいつが滅茶苦茶便利なんだよね。
なんでもくっつく、造形にもつかえる。
こいつがなかったらもう制作できねぇ。
個人的にコスプレ3大接着剤として
・瞬着
・G17
・ホットボンド
この3つは必須!!
というかこの3つの接着剤がありゃ大抵なんでもできるんじゃないの。
できれば初期のころからこのホットボンドの存在を知りたかったな・・・。

・大鎌
やはり1番のヤマ場はラストの大鎌。
今日本に自分が確認した限り3人は、鎌を持っている
アベルさんがいる。
一人は話した事もなく、見たことしかないので作成方法は不明である。
(とりあえず見た目で素材がウレタンかなにかってことはわかるが
 その他は一切不明)
他のお二人様の作成方法は製作記よませてもらったり、
メールでお聞きしたりした。
三者三様でみなさん設計思想が全く異なっているのが面白い。
というわけで3人の方の鎌を参考にさせてもらいながら製作をした。
正直1番何になやんだかというと「芯」である。
アベルの鎌は棒の部分がまっすぐではなくクネクネまがっている
挿絵が多くどうしてもそれを再現したかった。
そのためには曲げられて、ある程度強度がある素材が必要。
そんなものあるのかなと頭をなやませながらハンズをウロウロしてたら
いい物を発見した。「自遊自在の極太」。
ていうかいつも使ってる素材だってのに気付かんかったってのがあれだな・・・。
自遊自在極太1本じゃ重みに耐えれないよっていうとあるアベルさんに
頂いたので試してみたら耐えれそうにない・・・。
1本で耐えれないなら2本だ!という単純発想で2本を編んだ自遊自在極太を
芯にした。
というわけでクネクネと芯が曲がって自分のイメージ通りの芯ができましたとさ。
あとさっきも書いたけどホットボンドが役にたった。
表面のグロテスクな感じを表現するために必須だった。
本当ホットボンドにであえてよかった(笑

・アベルを作るタイミング
今回アベルを作ったが最高のタイミングだった。
とくに曹仁を作ったあとでよかった。
合皮に安物スプレー塗装で本塗装という手法は曹仁で確立したんで
この順序が逆で先にアベル作ってたら、塗装が剥げてくるようなアベルが完成したはず。
ていうか当初曹仁を先にやるか、アベルを先にやるか悩んだっけ。
先に曹仁をやって本当よかったよ。
アベルだけは本当に1番やりたい衣装だから、
技術・知識的に最高の状態でのぞめてよかったと思う。
(とかいいながら今回のアベルを作りながらまたもいろんな技術や手法を得たのではあるが)

・金
鎌ふくめて4,5万くらいかかっかな・・・。
考えたくない・・・。

SPESIAL THANKS
今回のアベルの製作でお世話になった方々へのお礼

アベルコスのYさん
言うまでもなく私にとっての最高のアベルレイヤーさんです。
なんだかんだでYさんは硬質素材メインで自分は軟質素材メインで
直接的に技術を流用させていただくことはあまり無いのだけど、
日記読んだり、メッセでお話したりしてるとアベルにかける情熱が
ヒシヒシとつたわってきて自分がアベルを作成する
励みになりました。
今回も色々アドバイスを頂きありがとうございました。

アベルコスのTさん
鎌の製作手法について教えていただきました。
直接お会いした事もないというのに、とても丁寧にご返信をいただき
大変感謝しております。
ありがとうございました。いつかお会いしたいですね。

Hさん
メイクについてアドバイスをいただきました。
そして根本的にちゃんとメイクしようという気持ちになったのは
Hさんから受けた影響が大きいと思います。
いろんなキャラをされてますが、とてもりりしい男性の顔になったり、
かわいらしい女性の顔に変化するそのメイク技術には感動させられます、これが同じ人間なのかと。
顔はキャンバスという言葉は私の心に深く刻み込まれております。
多分Hさんの影響が無ければ今頃「素」でアベルやってたと思います。
ありがとうございました。

某Uさん
毎度毎度イベントでお世話になってます。
今回はアベルという多くの方がされているキャラクター。
もちろんUさんの特集!!トリニティブラッドのアベルコーナーを
穴があくほど拝見させていただきました。
よく掲示板で上記のような内容を書く方が現れると、Uさん自信は
「自分は単に撮影させてもらってるだけだ」と
言っておりますが、それだけ多くの方を撮影してきてくれたのは
Uさんご自身なので素直に感謝しております。
ありがとうございました。

ならびに、某Uさんのページに掲載されているアベルコスさん一同
やはり多くの方の衣装を拝見するというのはとても参考になります。
多くの方を見比べて自分のイメージに近いパーツはこの方のやつかなぁ
なんていう風に参考にさせてもらいました。
ありがとうございました。

最後に、
吉田直先生&THORES柴本先生
素敵な作品を生み出してくださりありがとうございました。
自分にとってトリブラコスは最高のコスジャンルです。
ていうかトリブラコスできないならコスなんかやらねぇといっても
過言でないくらういにトリブラコスが大好きです。
作品は残念ながら終了となりましたが、トリブラコスはこれからも
続けていきます。
ありがとうございました。

というわけでアベル編、これにて一旦凍結!!


2004年11月20日 土曜日
***爪***
爪の先っぽがしっかりくっついてなくてグラングラン。
そのせいでポーズがいい感じとれないのでこれを改良することに。
ようは爪以降の手袋の部分も固くして固定できるようにすればいい、
っていうことで指の第1間接のあたりに瞬着を垂らして固めてみた。

見た目じゃわからんと思うので実際固めてある部分に赤で斜線をひいておいた。
これで第1間接までが固定されるので思いのままにポーズがとれるようになった。


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