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両のコスプレ衣装制作日記
最終章前編 アベル編
その6


2004年10月1日 金曜日
***左肩プレート***
ついにラスト、左肩プレート。

2枚のプレートで構成されているがまずはメインの方。

*ライオンの切り出しから整形*
膨らみをどう再現するかがこのパーツの1番のポイントであろう。

まず資料探し。このプレートも見る度に形が全然違う。
形も違うし、穴の場所、十字架マークの位置等とにかくバラバラ。
何か一つに決めなければいけないのでスニーカー2003年12月号(下敷き)のイラストを
参考にすることとする。
とりあえずライオンに線書いていってライオン5mmを切り出す。

さて1番のポイントである膨らみの再現。

この膨らみをどうするかずっと考えていた。
・展開図を書けばいいのだろうが、何をどう展開したらこうなるのやら
 全然想像がつかない。
・ヒートプレスでもしようかとおもって温めてみたが、やり方がわからず駄目だった。
 (専用の温め機とかじゃないと無理なのか?)
・こうなったら輪切りにしたライオンを少しづつ積んでいってそれで膨らみを再現。
 そして最後に整形っていうのはどうだろうか?
・粘土はどうだろう?でも粘土で作ると重たくて駄目だと言ってたよなぁ・・・。

等等とても効率がいいとは思えないような手法をあれこれ試行錯誤していた
ある日、答はでてきた。
昼間ちょっとウトウトしてて、夢を見ていた。
その夢の中で答がでてきた。
夢の中で私はライオンに割け目を居れて、そこにライオンを継ぎ足してふくらみを作っていた。
目が覚めた時「これだ!!」ってオモタよ。

ベンゼン環という物をご存じだろうか。
まぁ有名な化学式なんだと思うけど、これを考えた人は
夢の中で蛇がでてきてその蛇の並びからベンゼン環を思いついたらしい。
こういう事って本当にあるんだなぁと感じた。

とまぁそんな奇跡が起きたわけで早速その作戦を実行する事に。
まずは膨らみが入る中央を出す。
ペンで指している場所が膨らみの中心部となる。

ここを中心に十字に裂け目を入れる。

縦に入れた裂け目の端部が膨らみの開始地点となる。
とりあえず裂け目の後ろにライオンを置いて、大体こんな感じかなぁ
って感じに裂け目に差し込むライオンボードの形をなぞる。

というわけでこのように2個分、差込用ライオンを作成。

三角形と思うかもしれないが、はしの方は水平にしてある。
ずっと三角形だと角度がずっとつきっぱなしになって、おかしいと思うので
最後は水平にして平らにする。
まぁこの辺は言葉で説明しても意味不明だと思うんで興味あったら。試してみてください。
これを縦の裂け目に対して瞬着ではりつける。

(どれが差し込んだやつかわかるように黒マジックで斜線をひいておいた。)
貼り付けたら、横の裂け目同士も瞬着ではりつけて裂け目を無くす。
横の裂け目は意味あんのかと思うかもしれないが、横に裂け目いれておかないと
差込用ライオンを入れにくいと思うので入れておいたほうがいいだろう。
とりあえずこれで膨らみが完成。かなり自然な膨らみではないだろうか。
基本的にライオンボードによる曲面とういと展開図を書いてダーツを入れていって・・・というのが定番であるが、
これはその逆パターンだと思う。
形式に捕われる必要もないと思うのでこの差し込むテクニックはかなり使えると思う。
反り返り作ったりとか膨らみ作ったりする時とか機会があったらみなさんやってみてください。

つうわけで作業の続き。
細かいところの修正。
下部が少々長すぎるような気がしてきたので短くした。
でその下部が、さっきの膨らみの影響で外側に反り返っていってしまっているので、
それを正すためにダーツいれてまっすぐになるようにした。
あとは穴が4箇所にあいているので穴作成。
(指で指している場所にダーツが入っていた。もうくっつけちゃったからわからんと思うけど)


*合皮貼り付け作業*
というわけで合皮貼り付け作業へ突入。
本体にも合皮にもたっぷりとボンドG17を塗りたくる。

適度に乾いてきたらはりつけ。
曲面があるのでひっぱりまくりながら貼り付ける。
こういう曲面がある場合の貼り付けのコツは、
ひっぱってシワがなくなった部分はすぐに折り返して瞬着で目止めしてしまう。
(そのついでに折り返しの余った部分は作業の邪魔なんで切り落としてしまおう。)

これをせずうっかりしてるとひっぱった個所が逆に戻ってしまいまたシワ状態に戻ってしまう。
上半分部はシワなしにひっぱり切れたが、下半分はどうひっぱっても
シワができるので諦めて中央で合皮を余らせる事にした。

(どれが余った部分か分かりやすいように白で塗っておいた。)
余らせた部分をはさみで切ってフチに瞬着つけて本体にくっつけてしまおう。
というわけでこのような状態。余らせた部分を切った部分が目立ってはいるけど、
最後はここに十字架マークが来るのでさほどめだたないはず。
(それを見越して中央に合皮を余らせた)

合皮を余らせる場合の「余らせる場所」というのは、好きな場所に余らせていいと思うが、
後にその上に何かパーツがのっかったりする予定があるなら見えなくするために
そういう場所に余らせるとよい。
でもって今更なんだけど大事な作業を忘れていた。
ボンド貼り付け前の総仕上げで表面をアイロンとかあてて平らにする作業を・・・。
そのせいでさっき差し込んだ部分のラインとかがモロに浮かびあがってる・・・。
こりゃやっちまったなぁ。まぁ手遅れだしあきらめよう。

*十字架マーク作成*
ここまで来たら十字架マーク。
この十字架マークはあきらかに浮き彫り状態になっているのでなにかはりつけないといけない。
かといってライオンボードは貼り付けたくない。
塗装が落ちないように合皮はりつけてんのにそこにライオンがはりついていたら
そこだけ塗装がはげおちてしまうから微妙である。
これもどうしようか悩んでいた。考えてみた事として

・自遊自在を貼り付け
 結果 昔の自分なら満足いったんだろうけど、今はもうこんな手法じゃ気にくわぬ。
・ホットボンドで作成する
 結果 合皮にホットボンドの相性悪く簡単に剥がれてしまうので駄目
・プラ板を貼り付け。
 本体が曲面である事、そして本体自体がライオンなのでくねくねと曲がってしまう。
 それに大してプラ板がついていけるのかどうかが怪しい。
 そして何より切り出すのが('A`)マンドクセ

まぁとにかく悩みまくっていた。
ある日なにかいいものはないかとハンズをうろうろしてたら、バーゲンで端材がたくさん売っていた。
その中にEVAシートという、柔らかいプラ板みたいが売っていて
(EVAシートに関しては材料辞典の板状のコーナーに追加したのでそちらをどうぞ)
50円だったので試しに買ってみた。
まぁどうせ合皮にはくっつかんだろうとおもっていたのだが、試してみたらバッチリくっつく!!
柔らかいから本体がくねくねまがっていってもついていけるだろうし採用になった。

つうわけでそのEVAシートから十字マークを切り出す。
とそのまえに設計図を書かないと。
ある程度サイズを決め込んで切り出した方眼から、設計図を書き抜く。
もうトリブラの十字マークも書きすぎて手馴れたものである。
これを本体部に当てて、どこにはりつけるかマーキングしておく。

マーキングしたのでその設計図をEVAシートに乗せて、EVAシートからの切り出し。
とりあえず内側部を切り抜いた。(写真左上は書き写し失敗w)

尚、EVAシートは片面がざらざら、片面平らになっていてざらざらの方だったらボールペンで字が
書けるので線はボールペンでかいてある。
この切抜きだけで30分ぐらいかかった。
商品の説明にカッターで簡単に切れるってかいてあるがうそだ!!
結構固い・・・。カッターは当然プロ用刃ね。普通の刃じゃこれは切れんでしょって思うのだが・・・。
さらに時間かけて外側も切り抜き完了。

貼り付ける前に角を落とす作業。
角をデザインナイフでサクサク切り落とす。かくばってたらおかしいからね。
切り落としたら紙やすりがかからないか調べてみたが無理のようだ。
さすがにそこまで固くないからなぁ。
これで紙やすりかかればかなり良質の素材なんだが。
紙やすりがかけれないので近くで見ると結構ガタガタ状態。
まぁ塗装によりボロボロ感を演出すればそれっぽくなるだろうって事にして先へ進む。

これをさっきのマーキングを参考に瞬着で貼り付け・・・、なのだがマーキングしたにもかかわらず
多少貼る位置がずれた('A`)
しかもはりつけちゃったからもう戻せねぇよヽ(`Д´)ノ ウワァァァン
諦めよ・・・。


ここまで来てふと疑問が、EVAシートって塗装はしっかりのるのだろうか。
勢いだけでEVAシートつかってきたがこれで塗装できなかったら笑い物である。
さっそくに切れ端に黒ラッカースプレーしてみたが微妙・・・。
つめでカリカリやってると剥げていく。プラ板ほどノリがよくないようで・・・。
まぁ何度か重ねぬりしたらそんな簡単にはとれないようにはなるが、
プラ板ほどの耐久力もないだろう。
メタルプライマーも試しに塗ってみたが余計はげやすくなっただけだった。
これはやばい。こんな状態じゃいずれとそうがはげちまうんじゃねぇのか。何か考えないとなぁ。
とりあえず先に進もう。

*細かい部分*
まずはカシメ打ち。60個ぐらいあるので('A`)マンドクセ
おなじみ作業なんで詳細は省略。

次、マイナスネジ。
マイナスネジが左右についていてそのネジのまわりをリング状に装飾がついている。
これは何で作ろうか悩んだ。

・自遊自在
 いかにも自遊自在がついてるって感じで微妙・・・

・ライオンボード
 ちいさすぎて再現しきれねぇ・・・。

というわけで消去法的にまたEVAシートが採用された。
シートをリング状に切り出す。これに紙やすりがかけれたらいいんだけど
かけれないのでデザインナイフでできるだけ綺麗に整形。
というわけでマイナスネジを瞬着でくっつけて、
その周りにつくったリング状態のものを瞬着ではりつけ。
ちょっと瞬着を垂らしすぎて瞬着まみれになってしまった。


ここで名案が思いつく。
「乾燥した瞬着って塗料のノリはどうなんだろう」
試しにEVAシートに瞬着を垂らして乾燥させてその上から、塗装。
結果、瞬着の部分は塗料のノリがよく、爪でひっかいても剥げない!!
これだ!!瞬着をプライマーとして使えばいいんだ!
というわけで今いじってるリングとさっきの十字架マークに瞬着を垂らしまくり。
まさかこんな作戦があるとは想像もしなかった。このテクは使えると思う。
瞬着さえくっつくものであれば何にでも応用できると思うのでどうぞ。
ただ瞬着代がバカにならんけどw

ここまできたらフチどりということで自遊自在貼り付け。
尚、自遊自在はりつける時の始点をどこにするか悩むところであろうが、
付けてはいけない場所というのがある。
それは曲げの対象となる部分。
こういうパーツであれば上下部である。
曲げが入る部分に始点を作ると、曲げを作ろうとした場合に始点(と終点)は何もないため
そこは綺麗にまげれなくなる。なんで今回の肩パーツなんかだと
左右のどこかから始めるのがベスト。
(始点と終点はひっかけたりするといやなので合皮を巻いてある
矢印が始点)

ここなら曲げる予定なんてないのでなんの問題もなし。
尚なぜ右側を始点にしたかというと、正面向いてたったときに見えるのが
左側なんで後ろにもってきたというオチ。

というわけでメタルプライマー塗ったら塗装準備完了。

*塗装*
まずはおなじみ真っ黒塗装。

次に黒とシルバーを混ぜて作ったガンメタルでドライブラシ。

結構汚れた感じのパーツに描かれ入る事が多いのでそれを意識して
黒を大分のこしておいた。
次にシルバーでドライブラシ。
黒、ガンメタ、シルバーと3色で構成されているのでかなり味わい深い色合いになった。
本体は塗装できたので十字架の塗装。
内部を赤で塗る。(時間がおしてきてたので急いでムラだらけに、まぁ後日綺麗にぬりなおすか)
十字マークそのものは白でぬっていったが、どうにもここだけ妙に綺麗で他との調和がおかしいので
ガンメタでドライブラシして塗装が剥げた感じを再現してみたら、他とのつりあいがとれて
自然になったと思う。
というわけで塗装完了。


2004年10月2日 土曜日
***左肩プレート***
この辺りで朝になったので日付更新しておくか。
まぁ徹夜なんだけどw
作業の内容もちょうど切れよいし。

メインプレートが完成したのでその内側にくっついているプレートの作成。(サブプレートと呼ぶ事にする)
このサブプレート、参考になる挿絵があまりない。
形状もよくわからん。
とりあえずROM2巻のカラー挿絵のやつが1番参考になるかなと思うのでそれを参考に作成。

***余談***
ライオンボードによる甲冑系の作成おいて技術的な壁が存在すると思う
それはズバリ、曲面の再現。まぁ平たく言えばダーツ入れてあーだこーだとってやつである。
ダーツが入れられるようになるだけで表現の幅は広がる。
むしろなれればどんな形であろうと再現できるようになるのではないだろうか。
逆にダーツが入れられないと平面的な物になるし、曲面があるものは何か違う物で代用とか
粘土で作成するはめになる。

覚えると、新境地が開けるといっても過言ではない。
しかしテクニック、あまり利用している人はそこまで多くないと思う。
多分、何をどうしたら曲面になるかというのを理解するのが困難だからであろう。
(それに伴い解説されているページも少ないし)
自分も最初はそうであった。根本的に分からないのでネットで
セイントセイヤのクロス作成ページを見て、ダーツを入れればいいと分かった。
そして試してはみたが、展開図が上手くかけずに苦しんだ。
まぁ今は馴れて色々できるようにはなったが。

とりあえず1番苦しむのは展開図であろう。
最初にビシッと作っておかないといけないから精神使う。
が、正直そこまで形式にこだわる必要はない。
誰かがそうやりはじめただけで全員が真似る必要はないのだ。
好きなように、自分がやりやすいようにやればいいのだ。
それを今からお見せしよう。

*ライオンの切り出しから整形*
このサブプレートは上にメインのプレートがのっかる事になるので
それにあわせた形にしなければならない。
しかも曲面が多い。

まぁグダグダ言ってないでとにかく作り始める事にする。
まずは上にのっかるメインプレートに併せてラインをなぞり、切り出す。
そしてこれから曲面作成の開始。
まずは上部に大幅に角度をつけるためにダーツを入れる。
適当に手でダーツが入ったのを想定したとして折り曲げていって
この辺だろうとフィーリングでラインをひく。

フィーリングに合わせて切り出してダーツが形成される。
(今更だけど ダーツ=切れ目の事)
それの端と端を瞬着でとめる。
これで上の方は角度がついた。


この辺りから無茶苦茶になる。
上の端っこの方だけ反り返りを作りたいので
三角形にきったライオンを数本差し込む事にする。
まずは差し込むための切れ目を入れる事にする。
マジックで縦に書かれた部分に切れ目を入れる。
そこにライオンをさしこんでいく。


こういう風に差し込むと上部が真横にした場合にそろわなくなるので
一旦真横になる様に切り落とした。
このような状態(どれが差し込んだ部分かわかるように、マジックで塗ってみた。)
真上から写真撮ったから反り返り具合がわからんなぁ・・・。


次はパーツの中央部に膨らみを作る。
さっきのメインプレートでつかったテクをまたまた再利用。
膨らみの中心になって欲しい場所を決めてそこから十字に切り出す。

そこに三角形のパーツを試しにきりだしてセロテープで試しにくっつけてみた。


あーだこーだと三角形を作り直したりして満足いったので瞬着で三角形をはりつけ。
ていうかやっててきづいた。裂け目を入れ過ぎて真中より上の裂け目の長さと
下の長さの裂け目が違うってことにw
なんで上の三角形と下の三角形の大きさが違って横の裂け目がずれてくっつけれなくなった('A`)
仕方ないので下の三角形にさらにダーツを入れ(もう無茶苦茶)
ダーツを閉じて、横の裂け目をとじる。


閉じたら、膨らみ完成。

見てておもったのが、写真でカッターナイフで指し示している場所の
反り返りが足りない気がするのでさっきも差し込みした場所なんだけど
もう1回差し込む事にw
またまた切れ目いれてやって、三角形を作って差し込む。
(また分かりやすいようにマジックであらたに差し込んだやつも塗ってみた)


最後に仕上げとしてメインの時はやり忘れた、表面処理。
瞬着がはみ出てボコボコしてたりする部分とかを削り落として、
整形完了。


***余談***
いかかでしょう。
とにかく手法にこだわる必要はない。別に最初に綺麗に展開図を作っておかなくても
その場その場で修正かけていっても別にかまわない。
(むしろ、最初はこうやってダイレクトに切って感じをつかんだ方がいいと思う。
 いきなり展開図なんて書けた物ではない。)
どうせ合皮はるから表面が汚くても隠れてしまうし。
まぁやり方自体はなんでもいいのだが、とにかく曲面を作るっていうテクニックには
是非ともチャレンジして欲しい。曲面の概念が頭に築けるようになるまでかなり手間どると
思うけど、それはあれこれやっていく内に形成されると思う。
本当表現の幅が別次元になると思うので是非ともどうぞ。
できるようになるとまじで世界が変わる。
童貞紛失すると世界が変わって見えるというが多分それぐらいかわるに違いない。

とりあえず個人的な曲面作成の概念を簡単に説明すると、
三角形に切れ目をいれるか三角形に切ったパーツを差し込めば局面が作られる。
あとはその三角形のサイズ(底辺の幅と高さ)を調整するだけである、以上。
まぁえらそうに語ってるけど曲面再現においては、セイントセイヤのゴールドクロスとか
やってる人達の足元にもおよびません。
本当クロス作れる人達はすごい。

*合皮貼り付け*

本体と合皮にたっぷりとボンドG17を塗る。

はりつけたらとりあえず邪魔な部分を切り落とす。

今回は上半分の角度がきついのでひっぱりまくってもあまりまくり。
その余らせた部分は切ってフチで瞬着で貼り付けておく。
(余った部分は白くぬっておいた。)


*細かい部分*
上部にケーブルがついているのでその穴開け場所を決める。
左右対称の位置に穴を作る必要があるのだがどうやって左右同じ場所に
穴を打つかむずかしい。
平らなパーツだったら定規あてれるからいいけどもう曲面になってしまってるから。
こういう場合はパーツを無理矢理2つ折り状態にして穴開ける位置に目打ちで
2枚一緒につらぬいて場所を決めてやる。必然的に左右対称の位置決めができる。

あとはそのケーブルを作って
(穴開けてチューブさしこんで、装飾にラリッサ巻き もう何度もやってる事だから
解説はいるまい)
自遊自在でふちどって、メインプレート貼り付け用のマジックをはる。
(このマジックについては後述)
メタルプライマーぬったら塗装準備完了。


*塗装*
マジックテープの部分が塗装されるといやなので、そこにセロハンテープ張ってマスキング
をしたら、まずは真っ黒塗装。

自分で調合したガンメタルでドライブラシ。
黒を多く残し気味に。

シルバーでドライブラシ。(あとで撮った写真なんでなんか生えてるけど気にせぬよう)


*装着方法*
本当は作業的には前後してるのだけど装着方法の作成。
以外とこういうプレートはどうやってつけるか本当悩む。
できれば取り外しできるようにしておきたい。
そう考えた結果できた結果がこれ。

ぶらさげ用ケーブルを襟元に作る。
(マジックの先っぽに根元がある。指先にぶらさげ用のわっかがある
 両方とも良く見えないけど・・・)

ちぎれていくといけないのでワイヤー。
ちなみに根元は襟が上手く縫えてなくてはみだした部分があって
そこに通してあるw
根元の布がちぎれていくといけないので瞬着で布を固めておいた。
これならまず切れないだろう。

これに繋げるためにサブプレートにフックを取り付ける。

このフックとワイヤーをつなげればいいので普段は取り外しておける。
尚、フックかワイヤーかどっちかがぶちきれてしまったらその後
肩プレート無しというオチになるのはいやなので保険用に左右に
安全ピンつけておいた。

次に、サブプレートとメインプレートの装着方法。
サブプレート(写真左)にマジックテープが、メイン(写真右)の裏側にもマジックテープが。
  

合体図。

*ケーブル*
このまえ作ったサブプレートに伸びるケーブルつけわすれてたので、
ガムテでくっつけた。

これにてアベル完成。(今達するべき領域としては完成という意味で)
長かった・・・。濃厚な1ヶ月だったなぁ。
やっぱ大変だわ、トリブラは。
とりあえずロザリオが折れてもいいように後ろにパテ盛る作業と、
ウィッグ直し作業をやるぐらいかな。

てわけでついにクルースニク用パーツに突入。
このページはもう随分長くなってきてるんで
そのまま続けていくと見づらいので、クルースニク用パーツは別の
ページとして作成予定。


2004年10月4日 月曜日
今日の作業は修正・補修作業メイン

***ケープ***
ケープの右腕スリットが短いのか、先日下見ついでの撮影会の際にとても
動き辛かったのでスリットをさらに長くすることに。
見た目も大事だけど、なによりただでさえごちゃごちゃする衣装なんで、
機能性を重視してスリットをできるだけ深くしてやった。
ちなみにバイアスは継ぎ足したんでこんな状態・・・。
いちいち全部縫い直してられん。


***靴パーツ***
つま先パーツと甲のパーツが先日の試着でポロポロとれまくった。
つま先パーツに関しては、9月12日のイベント時では全然とれてなかったので
どうやらマジックテープが劣化してしまったようだ。
根本的にマジックテープの面積も少ないと思われるので、
つまさき全体にびっしりとマジックをつける事にした。

最初からこうしとけばよかったな。
写真左は何をやっているかというとつま先パーツをつかんでぶらさげている図。
ぶらさげても外れないほど丈夫になったのでさすがにこれならいけるだろう。

でもって甲のパーツ。
どうやったら安定するか考えた末、安全ピンでとめればいいのではという
結論に達した。安全ピンで装着、自分のよく使う技法である。
なぜ気付かなかったのだ、灯台元暗しである。
というわけでそれまで自遊自在がくっついていたのをひっぺがして、
安全ピンにつけかえ。

装着時は安全ピンをベルトにひっかけるので安全ピンがぶっちぎれない限り
パーツがどっかいってしまう心配がない。
(写真左 指で指してる部分のベルトに装着)

かかとのパーツもマジックを増量して安定化を図った。

こんだけやったらさすがに靴パーツもとれないだろう。
(とれなくはなったけど、どっかにひっかけると剥がれてしまう。
 なぜこうなるのか考えた。答えは自遊自在。
 自遊自在があるので、ひっかかったらひっかかって曲がってしまった状態を自遊自在が
 維持してしまうので、結局剥がれてしまうというわけ。
 というわけで見た目より、機能を重視して、自遊自在は今では剥がしてある。
 2004/11/11 記)

***ロザリオ***

以前ロザリオのパーツが2箇所も折れたので、補強することに。
とりあえずパテを盛る予定なので裏面を軽くやすりがけ。
でもって折れそうなパーツにたいして針金を配置する。
言うまでもなく裏面に。


この針金の上からたっぷりとポリパテを盛る。
これで補強+万が一、折れても針金が芯になるので
パーツがどこかに行くのを防げるという保険付き。
明日は軽く磨いてやって、再度塗装したら完成かな。

***ウィッグ***
管理人写真のケープ無しVERをみてもらったわかると思うが垂らしている髪の毛が
外側にむかっていってておかしい。
これをどうにか内側というか顔に沿うようにしないといけない。
アベルのこの垂らしてる髪の毛、シーンによってながかったり短めだったりと
多少の違いがあっていちがいにはいえないが、個人的にはやはり
某Yさんの髪型がよく再現されていると思う。
やはり地毛はいい。
あとは某Uさんのトリブラ特集コーナーにある、ケープ無しVERをやっている方のも
いい感じ。こちらはどちらかという長めのVERである。
まぁこの方も地毛であるのだが。

つうわけでとにかくウィッグを袋からとりだして被ってみたら
あれ?髪の毛内側に垂れてる・・・。
どうやら袋の入れ方がよかったのしらないが、クセがついて私ののぞんだ状態になったようで(笑
つうわけで軽くカットして整形して終わり。
ウィッグ被った写真なんかアップするのもアホらしいので
今週末のイベント写真でどうぞ。



明日ロザリオの裏面の処理したら完全に今回の時点での
アベルそのものの衣装は完了である。


2004年10月5日
***ロザリオ***
昨日写真アップするの忘れてたので
ポリパテもりつけた状態。

まずはこれを軽くデザインナイフで整形して、
耐水ペーパーで磨く。
どうせ裏面で目立たないしなにより磨けば磨くほど
パテがとれていって多少なりとも耐久力に影響がでるので、
軽くなでて終わらせた。
とりあえず軽く指でパーツをおしてみたりした感じ、
簡単に折れる雰囲気は無さそうになった。
これで気楽に取り扱えそう。

というわけでメタリックさびカラーにて再度塗装。('A`)マンドクセ
金色の方液何度かぬったら錆び液ぬってしばししたらふきとって完成。(まだ乾燥してないけどね)

まぁなんだかんだで裏側でみえないんだけどね。
服に安全ピンでくっつけちゃってるから。
そのままでもいいんだけどやっぱ気になるのよ。

***補修作業***
パーツ装着用の安全ピンをみなおしていったら、
かなりの数の安全ピンがとれかけ、もしくは
とれてしまうのではないだろうかっていう状態だったので
外して安定させる事にした。
安全ピンをおいて、その上に合皮1枚のせているのがほとんどだったのだが
そういうところは決まってとれかけ状態に。
1枚のせてさらにそれを覆うようにしていった。
この作業が結構時間くって今日は結局補修作業して終わり。
とはいえイベント中にパーツとれたら困るしこれは大事な作業である。

これにてアベルそのものは完成!!!!
というわけでこれにて当ページは一時凍結。


クルースニク80%編へ続く・・・

もしくは

その7へ続く

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