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プラ板による作例 アベルのパーツ編 その1
関連文書
同コンテンツ内−プラ板加工の基礎
同コンテンツ内−プラ板による作例 アベルのパーツ編 その2
同コンテンツ内−リアルな錆び塗装にはメタリックさびカラー
コスプレ衣装制作日記−シスター・アベリーナ編−全編−ロザリオ(首からかけている方)
コスプレ衣装制作日記−アベル編−その6−補修作業
使用道具
耐水ペーパー 棒やすり ホットナイフ デザインナイフ パテスティックセット 爪楊枝
使用材料
プラ板 プラボード ポリパテ エポパテ プラスチック用接着剤 瞬間接着剤 リング 安全ピン


・作例1 アベルのロザリオの蟹みたいなパーツ
3mmプラボードからまずはメインとなる層を切り抜く。
この時点では蟹の足みたいな部分はこのままプラボードでいいやとおもっていたので
足を棒やすり等で削って角度つけたりしてある。

図1

いくらなんでもプラボードのまんまでは折れてしまいそう&とがってて危ないと判断し、
結局足の上にエポパテを盛り付けて肉厚な足にした。

図2

次にレリーフ部分の作成。冠被った女王の絵(のように私には見えるのだが挿絵が少なく
よくわからないのが現状)ををエポパテで作成。
こういった細かい模様は指先だけではなんともならんので爪楊枝とか使ったりして整形する。
右にころがってるのは裏面の層。

図3

裏返した図、ちなみに矢印の部分にある切り欠きに注目しておいてもらいたい。

図4

まずは先ほどまで写真の右にころがっていた裏面の層をはりつけた。
そして先ほどの切り欠きにポリパテを流しこみ、そこにリングを埋める。
このリングは紐通し用リングである。
写真では見えないが、下部の切り欠きにも同様の処理が行われている。
ついでに足の部分とかの、ヘコミが激しい場所や、ガタガタした場所にポリパテを塗っておいた。
(黄色いのがポリパテ)

図5

あとはポリパテが乾燥したら耐水ペーパーで磨いて、
気にくわなかったらまたポリパテを塗って、磨いて、仕上げにラッカーパテ塗って、
また磨いて・・・、を繰り返す。
こんなもんだろうというところまで磨いたら塗装開始。
塗装はメタリックさびカラーを利用している。
(メタリックさびカラーでの塗装に関しては上記関連文書からどうぞ。)
というわけで塗装が乾燥したら完成。

図6

・作例2 アベルのロザリオの蟹みたいなパーツに
ぶらさがっているロザリオ
左のロザリオの絵は漫画版トリブラ第1巻の表紙のロザリオの絵をスキャナでとりこんで、
適度なサイズに拡大したものを印刷し、切り出した物。
それをプラボードにのっけて、はしをなぞりおわった。
これをホットナイフで切り出す。

図7

パーツを切り出し終えたところ。ちなみにメインの層、表の層、裏の層と
3層式で作る。

図8

図8の時点ではホットナイフで切り出した状態なので熱でフチが盛り上がった状態。
この盛り上がった部分をデザインナイフで切り落としていった状態

図9

フチが綺麗にととのったので3層をプラスチック用接着剤でくっつけ。
とれてこないように隙間から保険として瞬着を流し込んである。

図10

エポパテを使ってフチドリの作成。
ちなみにこういったフチドリのやり方は
1.エポパテを練りこんで紐状態にする。紐の太さはフチの太さにする事。

2.プラ板・プラボードのフチに瞬着を垂らしていく。そこにさきほど紐状にした、
エポパテを置いていく。

この際手からエポパテが離れやすいように手は軽く塗らしておく。

3.以後フチドリに対して上記作業を繰り返す。
もし途中でエポパテの紐の長さが足りなくなったら継ぎ足す事になるのだが、継ぎ足した部分は
そのままだと目立つので手で元の部分と練り合わせて繋ぎ目を消しておくこと

図11

細かい部分をくっつけた。写真が反射しててよくわからないと思うが、
ネジ頭みたいな部分をつけたりした。これもエポパテで作成。
(最初の設計図の絵をみてもらえばどこが増えたのか分かると思う)

図12


※この時点でエポパテが完全に硬化するまで10時間程度放置しておいた。


ガタガタになってる部分、傷がひどい部分にポリパテを塗る。
硬化したら耐水ペーパーに水をつけながら磨く。
磨き終わったら、細かいところにパテが詰まっているので水洗いしてしまい、
詰まっているパテを洗い流す。

図13

仕上げとしてまだちょっと気になる細かな傷がある部分にラッカーパテ(灰色の部分)を
塗って800番の耐水ペーパーで磨く。
これを作っていた時は時間もあまりなかったので、これにて磨く作業は終わり。
次は塗装。

図14

塗装開始。メタリックさびカラーにて塗装。尚、直接塗装しているが、
調べたところによるとメタリックさびカラーもサーフェイサーを吹き付けてから塗装したほうがよい
らしい。(メタリックさびカラーはサーフェイサーしちゃいけないと勘違いしてて、直接塗装してしまった。)

図15

塗装完了。

図16

裏面。安全ピンをプラ板で段を組んでくっつけてある。これは何かというと、
撮影時にロザリオが裏返ってるのを防止するための措置。この安全ピンを衣装にくっつけておけば
裏返る事はない。
※夏コミ、冬コミにおいてはロザリオはこのように対処しておかないと
チェックが通らない可能性が高いので必須作業。

図17


大体、ロザリオ製作の流れが分かってもらえたのではないだろうか。
1番のポイントは図13の作業。この時は時間がなかったので1回しか行わなかったが、
本当はこの作業を何度もこなせばこなすほど綺麗に仕上がる。

補修作業
上記で完成したかと思われたロザリオだが、3箇所ほど折れてしまった。
そのため補強処理を行った。

とりあえず裏面の塗装を耐水ペーパーで磨いて剥がした。
そして折れてしまいそうな部分に対して適度な長さに切った針金を配置。
針金は安易にとれてしまわないようにとりあえず瞬着を垂らして固めてある。

図18

先ほど配置した針金の上からポリパテを盛り付ける。

図19

硬化したら再度塗装して補強処理完了。

図20

・続く
長くなってきたので次項に続く。

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